橋本今祐
ISBN978-4-897587-606-0
B6版・並製・180頁
【目次】
はじめに
第一部 江戸時代の芸能興行の風姿
一 芝居はいつ、どこで、何が演じられたか
二 白河藩主・松平大和守の歌舞伎踊り
三 若松城下の物真似公許の波紋
四 小名浜領、地芝居奉納の木簡
五 江戸後期の二本松領の芸能興行
六 雅会の盛行と民衆文化
第二部 近代の芸能興行の動向
一 「皇上奉戴」と「勧善懲悪」の厳達
二 興行免許地の制限令
三 開花期の若松県冑村の村芝居
四 「裸体ノ賎業」-民権派議員の議定行動-
五 石川郡小高村の大奉納芝居興行
六 伊達郡三座の興行と経営
七 操り人形の里・田村郡上行合村の芸能興行
八 『明治聞実記』にみる郡山宿の諸興行
第三部 芸能の意義と課題
一 芸能とは何か
二 国家に益なき遊芸
三 定座の開業と大入り興行
四 研究の現状と課題
あとがき
参考文献
写真・資料提供者芳名
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