伊藤善創
ISBN978-4-89757-779-1
B6判・並製・261頁
【目次】
はじめに
第一章 総括 幕末、会津戊辰戦争
八・一八の変/池田屋事件/
逃げの小五郎その由来/
蛤御門の変/
長州藩、執拗な討幕思想はど
こからのものなのか~
1毛利家領地没収について、
2関ヶ原の戦い事後処理における家康の冒した判断
とは~/
薩長同盟成立/孝明天皇謎の崩御/
大政奉還/王政復古、小御所会議/
坂本竜馬の暗殺について/
誰も知らない初めての錦旗を作った岩倉具視と
玉松操、その素性と行状/鳥羽・伏見
の戦い勃発 これより戊辰戦争始まる/
江戸城無血開城/会津戊辰戦争~新政府による
会津藩戦後処理について~/
佐賀の乱、大久保利通の残虐性について、
萩の乱、西南戦争
第二章 邂逅 会津秋月悌次郎と長州奥平謙輔
第三章 突然一縷の希望 奥平謙輔の書生となった
山川健次郎
第四章 山川健次郎 薩摩黒田清隆の承認により
アメリカへ留学
柴四郎アメリカ留学(岩崎弥太郎の支援)と
その後について
第五章 留学中の健次郎青年 豪富ハンドマン婦人に
救われる
第六章 山川捨松(咲子より改名)初代女子留学生となる。
同行者は津田梅子(津田塾大学創立者)
第七章 兄・健次郎のもと、ニューヘブンへ向かった捨松
権威あるヴァッサーカレッジ入学そして卒業/
梅子と共に帰国の途に
第八章 健次郎青年、鉚子と結婚
山川捨松、大山巌陸軍卿と結婚
第九章 鹿鳴館の華と謳われた大山捨松
日本初チャリティーバザー開催/
首相官邸で開催されたファンシーボール/
森有礼について
第十章 大山捨松、津田梅子と共に女子英学塾
(現在の津田塾大学)発展に寄与
第十一章 伝説となった<会津乙女おけい>のお話
第十二章 谷千城(土佐)と山川浩
第十三章 肥後(熊本)の人格者 野田豁通と柴五郎
野田豁通の依頼により柴五郎が石光真清を
預かったことについて/
会津藩と熊本藩(肥後)縁を辿れば
第十四章 会津から京都へ
新島襄(同志社創立者)と山本八重、そして兄覚馬
井深梶之助(明治学院発展に寄与)について
第十五章 山川健次郎 東京帝国大学総長となる
東宮御学問所評議委員就任/
秩父宮勢津子妃誕生に奔走/
松平恒雄(駐米大使、宮内大臣歴任、
勢津子妃御父上)とアメリカ駐日大使
J・グルーについて
第十六章 孝明天皇より松平容保公が賜った
御宸翰(直筆の書)を世に出すことを
頼まれた健次郎
第十七章 会津藩汚名払拭の書「京都守護職始末」
編纂発行について(浩から健次郎へ)
第十八章 清廉にて果敢
池上四郎〔秋篠宮紀子様曽祖父〕の軌跡
あとがき
<八重の桜>について
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