矢羽勝幸 二村博
ISBN978-4-89757-784-5
A5版・上製・489頁
【目次】
口絵
今泉恒丸、素月伝
鴛鴦俳人恒丸と素月
常葉村の土着給人(安永、天明期)
今泉家の家系
もと女が嫁いだ白岩家
俳諧を学ぶ-三春の蕉雨に入門
漂白の時代(寛政期)
家督の譲渡と玄圃斎社中の結成
会津地方で年越-古刹柳津円蔵寺での唐詩選講義
著名俳人との交流-成美、可都里、士朗、椿堂
大阪での庇護者-長斎、自楽
一草とともに兵庫へ
四国、中国。九州へ-俳書『たますり』を編む
帰郷-母を看取る
一茶の西国行脚と恒丸の西国紀行
江戸、佐原時代(享和・文化期)
恒丸と素月の駆け落ち
一茶との交流
佐原在住期-下総、常陸に四千近くの門人
恒丸の終焉
宗匠としての恒丸と一茶
恒丸没後のもと女
未亡人蘆月
素月の全国縦断大行脚
恒丸の交流者
知人・友人
玄圃斎社中
葛斎社中の人々
今泉恒丸、素月の秀区
作品集
発句篇
連句篇
漢詩篇
著作篇
続埋木(寛政十一年)
たますり(寛政十二年)
葛斎月並抜粋(文化三年)
春興(文化六年)
追善集
玉笹集(文化九年 太筇編 恒丸三回忌追善集)
俳諧蚤のあと(文化四年 蒼峨、由之、桂丸編 素月三回忌追善集)
資料篇
書簡集
石巌山歌(文化元年十二月 恒丸筆)
しきなみ(文化八年 太筇、兄直編 恒丸発行月並集の継承)
鳥のむつみ(文化十一年 太筇、由之編)
桂恒集(仮題)(文政七年 蒼峨編)
蕉門附方心法(明治九年 芳斎写)
年譜
索引
初句索引
あとがき
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