鶴賀イチ
ISBN978-4-89757-915-3
A5版・並製・280項
目次
1章 子どもと言葉と口頭詩 5
・子どもの言葉との出会い
・口頭詩の歴史
「赤い鳥」鈴木三重吉と「コドモノク二」鷲見久太郎
「日本幼児詩集」北原白秋偏
「南京玉」金子みすゞ
チェコせんせいの「ことばと心の育児学」チェコフスキー2歳から5歳までより
「子どもたちの百の言葉」イタリア レッジョ・エミリア市幼児教育実践記録
2章 子どもの言葉の背景 33
・子どもの宇宙
・文字の獲得以前
・数億年を再現して生きる子どもたち
・七歳までは神の内
3章 子どもの言葉の分類 51
成長の縦糸 発達における子どもの内面的側面 54
・疑問と感動の源
科学の芽/感性の芽/科学と感性の芽を育てる環境
・豊かに生きる力の源
ファンタジー/アニミズム/とんちとユーモア
人生のエッセンスとなるもの
・逞しく生きる力の源
意味づけ・言い訳/せりあい/成長
誰もが持っている生きる意欲と生きる力
・言葉と思考の獲得
かんちがいと言い違い/言葉への野性的挑戦
成長の横糸 子どもの発達を促す環境的側面 137
・五感と体験を通した思考
体験/音楽/立体的な思考と情緒を育む
・情景と言葉の調和
表現/連想/言葉の育ち、心の育ち
・季節の流れの中で育つ心
自然/積み重ねられる季節
・命の繋がり
伝承/家族/異性/繋ぐもの、つながるもの
四章 子どもの言葉は「心の窓」 245
・自ら育つ心の風景
・周りから育てられる心の風景
旅のおわりに 271
あとがき 277
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