守谷早苗
ISBN978-4-86762-004-5
四六判・並製・156頁
福島市の身近な歴史や地名、名所についてまとめた一冊。
目次
一 伝説と歴史の間に
福島湖水伝説 ~福島盆地は湖だったのか~ 8
王老杉伝説 ~大杉の霊は何を遺したのか~ 14
大笹生は神々のふるさと 20
二 安倍晴明とふくしま
道満塚と晴明家 ~呪術合戦の末、勝ったのはどっちだ?~ 26
稲荷神社の創始者は安倍晴明? 33
三 信夫山・御山・羽黒山
石姫と渟中太命 ~黒沼大明神と羽黒山大権現~ 42
ゴンボ狐と猫稲荷そしてカイコの神様 50
信夫三山暁詣りと大わらじ奉納の習俗 56
四 福島の名所・名物
児塚と白菊丸物語 68
椿舘と弁天山 76
福島名物「合羽」と「煙草入」 82
五 おくのほそ道
芭蕉が見た文知摺石は? 88
芭蕉が渡った月の輪の渡しは? 96
六 お寺や神社で見た「これ!何!?」
狐に乗って空を飛ぶのは神様?仏様? 106
翁の顔をした木鼻があった! 111
お寺を護る韋駄天とは? 114
七 地名にまつわるお話
阿武隈川は大隈川 120
お上が勝手に地名を決めていいの? 123
八 福島の戊辰戦争三題
江戸まで聞こえた腕っこき目明し浅草宇一郎 128
世良修蔵はどうしてあんなに嫌われたのか 136
戊辰戦争、小藩の悲哀 145
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