国分ヒサ著
A5判・並製・166頁
屈服は致しませぬ。
毎年11月第2土曜日に行われる、日本三大火祭りの一つ、福島県須賀川市の「松明明かし」。
燃え上がる壮大な火祭りの影には、今から400年前、伊達政宗と戦った気丈な女性、女城主・大乗院の姿があった。
これは、はかなくも戦国の世に散った大乗院の悲劇の物語である。
目次
序 一 伊達氏とは
二 二階堂氏とは
三 和順
四 明暗1
五 明暗2
六 芦名家をめぐって
七 「ざれ言」
八 人取橋の戦い
九 摺上原の戦い
十 須賀川城内
十一 屈服は致しませぬ
十二 策略
十三 説得
十四 二人の忠告
十五 揺らぎ
十六 約束
十七 謀反
十八 甥と伯母
十九 流転
二十 再会
二十一 それぞれの道
二十二 別れ
二十三 ふるさとへ
二十四 総括
二十五 終章
二階堂氏関係略年表
相関略系図
参考文献
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