吉村 康
ISBN978-4-89757-780-7
四六版 上製本 219頁
【目次】
はじめに
会津時代の八重
黎明 聡明な母と男勝りの娘
兄覚馬の帰郷
川崎尚之助との出会い
姪みねの誕生
青春 尚之助との結婚
長崎からの土産
弟三郎の上洛
戦火ふたたび
籠城 雨の中入城告げる早鐘鳴る
男装の狙撃手
籠城中の暮らし
豊岡社の大砲守備
二人の使者
降伏の白旗
別離 夫との別れ
藩士に混じり猪苗代へ
兄からの便り
京への旅立ち
京都時代の八重
抱懐 兄の妻時榮
英文の京都案内記
養蚕を教え英語を学ぶ
尚之助との再会
ゴルドンに聖書を習う
新生 新島 襄との出会い
深井戸の上での針仕事
襄との婚約
同志社英学校の開校
受洗、襄との結婚
試練を越えて
希望 同志社女学校
余科第一回卒業式
杖をもって手を鞭打つ
ふるさと再訪
大学の設立へ向けて
飛翔 二度目の外国への旅
悲しい出来事
みねの夭折
襄、志半ばにして斃れる
肉親との別れ
晩年 みねの遺児たち
五平さんの墓
襄の夢<大学>の設立
八重の晩年
あとがき
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