伊藤善創
ISBN978-4-89757-830-9
B6版・上製・182頁
【目次】
はじめに
第一章 鼎誕生 父思斎主宰の研幾堂に学ぶ
研幾堂出身の英才たち
第二章 東京大学南校(開成学校)入学
第三章 軍医として西南戦争へ出征
西南戦争へ出兵した元会津藩士将校 山川浩
と佐川官兵衛
第四章 米国カリフォルニア大学医学部入学
会津若松に会陽医院開業
第五章 野口清作(英世)、左手手術成功
清作少年を書生として預かる
第六章 野口英世の活躍
鼎と英世の共書 『病理学的細菌学的研究術式綱要』
海外への飛躍
ノーベル賞に関して恩師小林栄とのやりとり
母シカのこと
第七章 鼎が提唱 日本における女性解放の先駆け
「婦人束髪運動」を全国展開
第八章 日露戦争勃発 軍医として出征
旅順攻略戦
奉天会戦
講和条約締結への尽力
山県有朋自筆揮毫、会津野沢雷山公園「日露
戦役記念碑」について
第九章 鼎の親友巌本善治の妻 若松賤子について
第十章 会津藩の医家たち
会津における洋学
日本のナイチンゲール瓜生岩子(会津喜多方市出身)
幕末明治の外国人医師たち
終 章 思斎と鼎の墓 そして思斎顕彰碑について
おわりに
主な参考文献
写真提供
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