磯崎康彦著
A5判・上製・224頁
雪村周継、谷文晁、亜欧堂田善、蠣崎波響、山下りんの福島県とのかかわりを繙く。
目次
はじめに
一 雪村周継と自画像
はじめに
会津の雪村
三春の雪村
雪村自画像
二 谷文晁と白雲館「二十境図」
奥州を旅する文晁
谷文晁、白雲館を訪れる
白雲館の熊阪家
白雲館周辺の「二十境」
『永慕編』と「二十境図」
三 亜欧堂田善と「新訂万国全図」
江戸時代における「新訂万国全図」の位置
世界地図製作の命が下る
オランダの地理書と実地調査
「新鐫総会全図」と「日本辺界略図」
間宮林蔵の第二回カラフト探険
「新訂万国全図」とその凡例の諸問題
田善、腐蝕銅版画にとりかかる
「新訂万国全図」の製作完成年
「新訂万国全図」の公刊年
四 蠣崎波響と「十二か月花鳥人物図」
はじめに
江戸での波響の交遊
酒井抱一の「十二か月花鳥図」と蠣崎波響の「十二か月花鳥人物図」
「賀の屏風」としての「十二か月花鳥人物図」
五 山下りんと白河ハリストス正教会の聖画像
はじめに
白河正教会の建築と河村伊蔵
山下りんと聖画像
山下りんと白河正教会
おわりに 、0.5、6000円
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