高島 真著 戊辰戦争後、維新の世に変わった明治三年、米沢藩士雲井龍雄は処刑された。 その罪状は謀反犯とされたが、それは雲井を陥れる策謀であった...。 目次 はじめに 第一章 望みと挫折 第二章 出会いと再起 第三章 歎願と波紋 第四章 謀略と空拳 第五章 隔離と撹乱 第六章 表と裏 第七章 軍資金と生活費 第八章 陥穽と自白 おわりに 注および典拠