玉川邦男編著
A4判・上製・212頁

「夫・季昌は」ペリー来航、蝦夷地開拓、蛤御門の変、ヨーロッパ諸国、戊辰戦争、喜多方事件等をつぶさに目撃！！揺れる歴史の数々の舞台に立ちあった。
さらに若松市制施行に努力し実現させた功労者である。

目次
発刊にあたって
海老名季昌の日誌
海老名季昌伝記
　出生・日新館での文武修業
　蝦夷地の探査と警備
　京都勤番・蛤御門の変
　欧州遊学修業
1 出発
2 万国博覧会見聞
3 フランスの形勢
4 各国巡歴
5 帰国
　鳥羽・伏見の戦い
　会津戊辰の戦い・幽閉謹慎
　海老名季昌の日誌外の履歴
海老名リンの日誌
海老名リン自叙伝日誌
　一　出生・生涯のあらまし
　二　キリスト教受洗
　三　女学校の市への移管・神の恵み
　四　闘病の中で
明治二十六年七月十二日　女学校創立の際よりの日記あらまし
明治二十六年四月四日　幼稚園開園時よりのあらましの日誌
あとがき

資料
海老名季昌日誌解読資料
1 日新館教育の文武修業の進級段階と分校教育
2 北国小樽に生きる会津向井流水法
3 会津藩の北海道・サハリン（樺太）警備と季昌
　　　（『標津町史』より）
4会津の獅子欧州を行く
　5日向内記の斗南救援活動
　6会津藩用達足立家について　本馬貞夫
海老名リン日誌解読資料
　1海老名リンの生涯と精神
　2会津教学と幼児教育

　海老名季昌の文武修業
　海老名季昌・リン関連年表
　若松幼稚園　明治時代の保育内容
　参考図書・資料
　ご協力頂いた方々