渡辺弘子著・半沢良夫画 A5判・並製・180頁 昔、安達ヶ原に旅人の生きぎもをとるという鬼婆が住んでいた。 強くもあり、弱くもあった母親の物語。 もくじ はじめに 一 村のうわさ 二 姫の誕生 三 風車 四 お告げ 五 姫との別れ 六 旅立ち 七 霊泉の里 八 ひとつや 九 鬼のすみか 十 母をさがしに 十一 ゆれるあかり 十二 告白 十三 地獄絵 十四 夜泣き石 十五 三人の男たち 十六 修験者・東光坊 十七 逃走 十八 葉末の露 十九 黒塚 あとがき