戸田純子
ISBN978-4-89757-980-1
A5判・並製・240頁
猪苗代兼載は、室町時代を代表する連歌師の一人と言っても過言ではない。
兼載は猪苗代湖畔にある小平潟で生まれた会津の偉人である。
一.いかなる種か 10
二.叔父広幢〜心敬庵品川へと〜 33
三.渡されたバトン〜心敬から宗祇へ〜 40
四.『難波田千句』 47
五.宗匠交代 67
六.西国への旅 74
七.古今伝授 81
八.宗祇との対立 90
九.政弘危篤 95
十.八槻文章 101
十一.白河に住む 118
十二.離京 132
十三.新発見「兼載軸」 139
十四.宗祇の訃報 148
十五.『竹耳』 153
十六.蘆野へ 166
十七.くつかむりにおいて 173
十八. 「八代集秀逸和歌」兼載法師真跡一軸 177
十九.兼載筆「八代集秀逸和歌」解説 189
二十.子の日の松 194
二十一.早すぎる死 203
二十二.あとを継ぐひと 212
二十三.兼載と野口英夫 222
あとがき 228
参考文献 230
猪苗代兼載の生涯(年譜) 233
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