前田 新
ISBN:978-4-89757-992-4
A5版・上製・460頁
農民として時代と向き合って生きた著者のライフワークの証であり、
次世代へのメッセージである。
目次
はじめに 3
山本覚馬が描いた新しい時代の構想「管見」 16
貧民救済と瓜生岩子 25
「人のために生きる」信念と実践 33
医学に尽くした二人の偉人、野口英世と井深八重 41
明治政府の土地政策 48
会津における四民平等 63
中村とし氏の「会津遊郭史」 71
会津における教育の近代化 87
会津の自由民権運動史 103
会津自由民権運動の特徴 161
徴兵令と会津の軍隊 183
会津の米騒動 200
会津における近代期の労働運動 212
産業組合運動から翼賛組織への展開 220
近代期における会津の農民運動 1 230
近代期における会津の農民運動 2 240
新鶴村境野の小作争議 254
会津における公害闘争の歴史 282
南米移民と満蒙開拓団会津村 298
会津の近代期に活躍した民衆派の文学者たち 360
近代初期(明治期~大正期)における会津のさまざまな民衆運動 374
会津における治安維持法と民衆弾圧 385
国民精神総動員法と大政翼賛会 397
わが国の近代論争について 408
近代のなかの大正時代について 435
あとがき 444
主な参考書一覧 448
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