菊田智作・半沢良夫絵 A5判・並製・168頁 新しい時代のためにこれほど多くの少年たちの犠牲が必要だったのだろうか? 江戸から明治へのめまぐるしい時の流れは、少年たちの運命を大きく変えた。 二本松城の危機を悟り、たぎりたつ血書をもって出陣を願う。 藩の興亡にその命を重ね合わせたわずか13~14歳の少年武士。 もくじ 一 三年の歳月 二 二人の姿に 三 風雲急を告げ 四 出陣 五 戦火の口火 六 割腹 七 死者と生者 八 清一郎は今 あとがき